こつこつ制作活動
急に秋めいてきて、寒さを感じる日が増えてきましたが、
幸いなことにスタッフはもちろん、通ってくれる子供たちもみな元気に過ごしています。
さて最近、幼児さんにも小学生にも頑張って取り組んでもらっている活動の1つが様々な制作活動です。
道具の使い方に慣れる、修正する、手と目を使う、手順に沿って進める、自分がやりやすい方法を工夫する…
とにかく1つものを作るのにも、たくさんの要素が含まれています。
幼児クラスでは、モザイクアートシール貼りや、はさみを使った工作(まずは直線が切れるように練習、どんどん切り絵などにレベルアップ)


小学生クラスでは、はさみを使った切り絵、工作、ボンボンアニマル作り、かご編みなど。
こちらもはさみで切り絵ができるようになったら、カッターを使用してより細かい物に挑戦したり、格子編みができるようになったらかご編みをしたりと、関連したものの難易度を
変えて取り組んでもらっています。


はさみ等は日常や学校生活で当たり前に使っている道具ですが、意外ときちんとした使い方が身についていない子もいます。
教室では年齢にかかわらず、未収得のものは何歳であっても年齢を戻って戻ってやり直し、習得を目指します。
のりが手につく!はさみが切れない!この紙がおかしい!
自分の行動の結果なのに、うまくいかないと自分以外の物に怒りがわいてしまう子もいます。
どうしてそうなったんだろう、置き場所が良くなかったね、持ち方を直してみよう、
一緒に考えて対策をとれるように繰り返し行います。
制作は苦手と感じる子はいますが、嫌いと思っている子は今のところいないようです。
自分で作る楽しさ、「できた!」の嬉しさは、子どもたちは皆知っているのかもしれませんね。
少し時間のかかる活動も増えてきましたが、こつこつやり切る活動は今後も続けていきたいと思います。
余談ですが、子どもたちが楽しそうに活動に取り組む姿に感化され、私も夜な夜な制作活動をするようになってしまいました。
スクラッチアート、羊毛フェルトなど、できたものを教室に持っていっては、みんなに「見て!上手でしょ!」と見てもらっています。(大人げないね、とある子に言われましたが、十分わかっています笑)
私の制作活動時間は夜だし、目も手も疲れますが、なんだか集中して取り組んでいると気持ちはすっきりする気がします。
これからも子どもたちと対抗しながら(笑)、私も制作を続けていこうと思います。
★スタッフ 大川
