ゲーム療育クラス|新作ゲームの狙いとは
ドキドキ、イライラ、ニコニコ…
毎回色々な感情であふれるゲーム療育クラスに新作ゲームが登場しました。
①ウミガメの島
たくさんの卵を産むことが目的のゲームです。
毎回3回のサイコロを振ることができますが、サイコロの目の合計が8以上になってしまうと振り出しに戻らねばなりません。
そのため、1個サイコロを振るごとに「もう1個振るか、振らないか」を選択する必要があります。
パッと選択する子、周りの友達の意見を聞き入れる子、入れない子。1人1人の選択に「ナイス!」「えぇ~!?」「すごい!」など色んな歓声が飛び交いました。
自分で「選択と決定」をすること、「計算し予測」すること、先を見て判断力や先を見る目を養うトレーニングとして取り入れていきます。

②アイスクール
ペンギン型の駒を指ではじきながら、鬼役から逃げつつ、魚をゲットしていくゲームです。
「指で弾く」体の動きと、「力を加減する」ことを習得しながら、同時に「手と目の協調」を体感するよう取り入れています。
サイコロなど運任せのゲームと違って、自分の力で進めるゲームは、うまくいかないとよりモヤモヤが起こりがち。
でもその気持ちを立て直して「次はもう少し力を弱めてみよう」「角度を変えてみよう」など試行錯誤しながら皆取り組んでいます。

SSTは異年齢の小さな集団の中で、「楽しい」「また行きたい」と思う環境で行うことが大事だと思っています♪
みんな、「こうしてはいけない」「こうありたい」「どうしたらいいかわからない」ってわかっているのです。
「一番になりたい」とか「うまくできない」とか、「負けてばかりでもうやだ!」とか・・・イライラから怒りに向かってしまうこともあるけれど・・・
だからこそ、やり直しがきく環境の中でいかに「うまくいった」という成功体験に繋げていくか、そんなことを毎回学んでいる小学1~6年生までのグループクラスです。
SSTは机上で学べるものではない!
・・・そんな風に考えています。